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<title>肥満症の薬は「どれが一番痩せるか」では選ばない|広島市南区・宇品で知る最新治療の考え方|うじな家庭医療クリニック</title>
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※ これは記事プレビューです。WordPressに貼り付ける際は、<h2>以降の本文HTML(このページ枠・下の凡例を除いた部分)をカスタムHTMLブロックにコピーしてください。外部リンクは新規タブ(target=”_blank”)、内部リンクは同一タブで開く設定です。
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<strong>挿入したリンク一覧</strong><br>
■ 外部リンク(信頼性・E-E-A-T強化):Nature Medicine 原著論文/厚生労働省 e-ヘルスネット/日本肥満学会<br>
■ 内部リンク(回遊性・SEO強化):糖尿病カテゴリー/コラム「がん治療後に始めたい7つの習慣」<br>
※ 糖尿病カテゴリー以外に「血糖・健診」を扱う個別コラムがあれば、より具体的な記事URLへの差し替えを推奨します。
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<h1>肥満症の薬は「どれが一番痩せるか」では選ばない|広島市南区・宇品で知る最新治療の考え方|うじな家庭医療クリニック</h1>
<h2>肥満症治療薬、セマグルチドとチルゼパチドはどう使い分ける?</h2>
<p>「GLP-1の薬って、結局どれが一番痩せるんですか?」——広島市南区・宇品の当院でも、肥満症の治療についてこうしたご質問をいただく機会が増えました。テレビやインターネットでも話題のセマグルチドやチルゼパチドですが、実は専門家の薬の選び方は「一番体重が落ちる薬を選ぶ」とは少し違います。</p>
<p>2026年5月、欧州肥満学会(EASO)が肥満症の薬物治療に関する治療アルゴリズム(治療の流れを示した指針)を更新し、医学雑誌『Nature Medicine』に公表しました(<a href=”https://www.nature.com/articles/s41591-026-04397-4″ target=”_blank” rel=”noopener”>原著論文はこちら(Nature Medicine, 2026)</a>)。2025年11月までの最新の臨床試験データをふまえた内容です。この記事では、その要点を一般の方にもわかりやすく、かつ正確にご紹介します。</p>
<h2>新アルゴリズムの核心:治療目標から「逆算」して薬を選ぶ</h2>
<p>新しい治療アルゴリズムが示す考え方は、とてもシンプルです。それは「<strong>何を治療目標にするかによって、選ぶべき薬が変わる</strong>」ということ。</p>
<p>EASOのアルゴリズムは、肥満症治療の出発点を大きく2つに分けています。一つは合併症がまだない段階での「体重管理」、もう一つはすでに合併症がある場合の「合併症管理」です。そして合併症管理では、肥満による体への影響を「力学的な負担(睡眠時無呼吸や変形性膝関節症など)」と「代謝・内分泌の異常(糖尿病や心血管疾患など)」に整理し、それぞれの目標臓器ごとに推奨薬を示しています。</p>
<h3>体重を減らすこと自体が主な目標の場合</h3>
<p>大きな合併症がない段階で体重管理そのものを目的とする場合、体重減少効果の高さの順では<strong>チルゼパチド、続いてセマグルチド</strong>が上位に挙げられています(このほかフェンテルミン・トピラマート、リラグルチド、ナルトレキソン・ブプロピオン、オルリスタットなどが続きます)。</p>
<h3>すでに合併症がある場合は、その「臓器」を基準に選ぶ</h3>
<p>糖尿病や心臓の病気など、肥満に関連した合併症がある場合は、「どの臓器の障害を改善したいか」によって推奨される薬が変わります。EASOのアルゴリズムでは、たとえば次のように整理されています。</p>
<ul>
<li><strong>心血管イベント(心筋梗塞や脳卒中など)の抑制</strong>を目標とする場合 → セマグルチド</li>
<li><strong>2型糖尿病の改善や心不全</strong>を目標とする場合 → チルゼパチドが上位</li>
<li><strong>脂肪肝に関連する肝臓の病気(MASH/MASLD)の改善</strong> → セマグルチド、チルゼパチドの両方</li>
<li><strong>肝臓の線維化(肝臓が硬くなる変化)の改善</strong> → 2026年版で新たに加わった項目で、セマグルチドが挙げられています</li>
</ul>
<p>つまり「一番痩せる薬」を探すのではなく、「その方の体で、いま一番戻したい不調はどこか」から逆算して薬を選ぶ——これが最新の専門的な考え方です。同じ「肥満症」でも、糖尿病が前面にある方と、心血管リスクが高い方、脂肪肝が進んでいる方とでは、最適な選択が変わりうるということです。なお、肥満と関係の深い<a href=”https://ujina-family-clinic.com/column/%e7%b3%96%e5%b0%bf%e7%97%85/”>2型糖尿病については当院コラムの糖尿病カテゴリー</a>でもくわしく解説していますので、あわせてご覧ください。</p>
<h2>大切なのは、薬の前にある「肥満症は治療すべき病気」という視点</h2>
<p>こうしたお薬の話題が先行しがちですが、肥満症は単なる「体重が多い状態」ではありません。厚生労働省の健康情報サイトでも、肥満症は「肥満に起因・関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、減量を必要とする疾患」と説明されています(参考:<a href=”https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-009.html” target=”_blank” rel=”noopener”>厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満と肥満症」</a>)。糖尿病・高血圧・脂質異常症・睡眠時無呼吸・脂肪肝など、さまざまな健康問題と深く関わる「治療すべき病気」なのです。</p>
<p>薬物治療はあくまで選択肢の一つであり、食事・運動・生活習慣の見直しが土台になります。日本肥満学会の「肥満症診療ガイドライン2022」でも、まず食事・運動・行動療法を基本とし、十分な効果が得られない場合などに薬物療法を検討するという段階的な治療方針が示されています(参考:<a href=”https://www.jasso.or.jp/” target=”_blank” rel=”noopener”>一般社団法人 日本肥満学会 公式サイト</a>)。生活習慣の整え方については、<a href=”https://ujina-family-clinic.com/column/%e3%81%8c%e3%82%93%e6%b2%bb%e7%99%82%e5%be%8c%e3%81%ab%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%9f%e3%81%847%e3%81%a4%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3/”>コラム「治療後に始めたい7つの習慣」</a>でも、食事や運動など日常で取り組める工夫を紹介しています。これらのお薬は誰にでも適しているわけではなく、体の状態や合併症、他に服用しているお薬との関係を医師がていねいに確認したうえで判断する必要があります。美容目的での安易な使用ではなく、医学的な肥満症の診断にもとづいて治療を組み立てることが大切です。</p>
<h2>うじな家庭医療クリニックでの肥満症へのとり組み</h2>
<p>当院は内科のかかりつけ医として、肥満症とそれにともなう生活習慣病の診療を行っています。「体重が気になるが、何から始めればよいかわからない」「健診で血糖や肝機能を指摘された」といった段階からのご相談を歓迎しています。</p>
<p>さらに当院は、肥満症に対する新しい治療薬の臨床試験(治験)に協力施設として参加しています。治験は、新しいお薬が承認される前にその有効性と安全性を確かめる大切な研究であり、参加には年齢・体格・合併症の有無など一定の医学的条件があります。すべての方が対象となるわけではありませんが、ご関心のある方は診察の際にお気軽におたずねください。条件や内容をご説明したうえで、参加されるかどうかはご本人の自由な意思で決めていただけます。</p>
<p>広島市南区・宇品で肥満や生活習慣病が気になる方は、まずは一度ご相談ください。最新の知見をふまえつつ、お一人おひとりの体の状態と目標に合わせた治療をご提案します。</p>
<p><em>参考:Ciudin A, et al. Framework for the pharmacological treatment of obesity and its complications from the European Association for the Study of Obesity (EASO): 2026 update. Nat Med. 2026.</em></p>
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<p style=”margin:0;”><strong>監修:瀬尾卓司</strong>(家庭医療専門医・がん薬物療法専門医・総合診療指導医)<br>
うじな家庭医療クリニック 院長</p>
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