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🐜 マダニ対策で安心なアウトドアを!広島での予防法と注意点

マダニから身を守る服装イラスト - No: 24408120|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

以下は、うじな家庭医療クリニックのブログ記事として、マダニ対策に関する情報をまとめたものです。


こんにちは、うじな家庭医療クリニックです。広島では、春から秋にかけてマダニの活動が活発になります。特に6月は感染症の報告が増える時期です。今回は、マダニによる感染症の予防法や対処法についてご紹介します。(ばりぐっど)


⚠️ マダニが媒介する主な感染症

マダニは以下のような感染症を媒介します:

  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

  • ダニ媒介脳炎

  • 日本紅斑熱

  • つつが虫病

  • ライム病

特にSFTSは、発熱や消化器症状を伴い、重症化することもあります。広島県では、平成25年以降、94例(うち17例の死亡)が報告されています。 


👕 マダニから身を守る服装

マダニの咬傷を防ぐためには、適切な服装が重要です。以下のポイントを参考にしてください:

  • 長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避ける

  • 袖口や裾をしっかりと締める

  • 首にタオルを巻くなどして、首元を保護する

  • 帽子をかぶり、頭部を守る

  • 必要に応じて、ダニ忌避剤を使用する


🏞️ 野外活動時の注意点

マダニの咬傷を防ぐためには、服装だけでなく行動にも注意が必要です:

  • 草むらや藪に入る際は、特に注意する

  • 休憩時には、敷物を使用し、地面に直接座らない

  • 作業後は、互いにダニの付着がないか確認する

  • 帰宅後は、入浴時に全身をチェックし、ダニが付着していないか確認する


🏥 マダニに咬まれた場合の対処法

マダニに咬まれた場合、以下の対応を行ってください:

  • 無理に引き抜かず、医療機関で処置を受ける

  • 数週間は体調の変化に注意し、発熱や頭痛などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関で診察を受ける


🏥 うじな家庭医療クリニックのご案内

当クリニックでは、マダニに関するご相談や診察を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

所在地:広島市南区宇品東6丁目2-47
電話番号:082-256-4500
診療時間:月~土 9:00~17:30
お知らせページを参照してください。


安全なアウトドア活動のために、マダニ対策をしっかりと行いましょう。ご不明な点がございましたら、当クリニックまでお気軽にご相談ください。