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先日、アフリカに行くのでマラリア予防に関する問い合わせがありました。
マラリア流行地では、蚊に刺されるのを防ぐのは勿論ですが内服薬でのマラリア予防も推奨されます。
日本で承認されている2つの薬に関して国立国際医療センター Travel clinicの情報を参考にしながら書いていきます。
マラリアの種類は4種類あります。熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵型マラアリア、四日熱マラリアです。
このうち三日熱マラリアは韓国でも流行することがあります。私も三日熱マラリアは何度か日本で診断したことがあります。
怖いのは熱帯熱マラリアで死亡するリスクが高くなります。赤道付近のアフリカ、パプアニューギニアなどでの流行が確認されています。
マラリアに感染するリスクですが、予防内服なしで1か月間流行地に行った場合は約3%、予防内服をすると0.2%とされています。
日本で承認されている薬は2種類あります。
それぞれの内服薬の特徴が国立国際医療研究センターでまとめられていたので抜粋させていただきました。
当院でもどちらの薬剤も処方可能です。※納入までに1週間はかかります。
https://travelclinic.jihs.go.jp/021/index.html
上記により詳しく情報が掲載されていますので渡航予定の方は参考にされてください。
渡航に関するワクチンや内服薬の相談は院長の瀬尾卓司外来で受け付けております。