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アトピー性皮膚炎の新たな治療選択肢:アドトラーザ®皮下注300mgペンのご紹介

広島市南区のうじな家庭医療クリニックでは、アトピー性皮膚炎にお悩みの患者様へ最新の治療法をご提供しています。今回は、2024年12月2日に発売されたアトピー性皮膚炎治療薬「アドトラーザ®皮下注300mgペン」についてご紹介いたします。(leo-pharma.jp, leo-pharma.jp)

アドトラーザ®とは?

アドトラーザ®(一般名:トラロキヌマブ)は、アトピー性皮膚炎の原因となる炎症性サイトカインIL-13を特異的に中和するヒト抗ヒトIL-13モノクローナル抗体製剤です。既存の治療で効果が不十分な中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者様に対して、新たな治療選択肢として注目されています。(leo-pharma.jp, leo-pharma.jp)

新たに登場した300mgペン製剤の特徴

2024年12月に発売された「アドトラーザ®皮下注300mgペン」は、オートインジェクター製剤として、従来の150mgシリンジ製剤に比べて以下のような利点があります:(leo-pharma.jp)

  • 簡便な操作性:オートインジェクターにより、患者様ご自身での自己注射が容易になりました。

  • 投与量の増加:300mgの用量により、注射回数の削減が期待できます。

  • 在宅自己注射の保険適用:2024年4月より、在宅自己注射が保険適用となり、通院の負担が軽減されました。(leo-pharma.jp)

これにより、患者様の身体的・時間的負担が軽減され、生活の質(QOL)の向上が期待されます。(leo-pharma.jp)

長期的な有効性と安全性

2024年3月に開催された米国皮膚科学会年次大会では、アドトラーザ®を最大4年間継続的に治療した患者の事後解析の結果が発表され、高い割合で安定した効果が維持されることが明らかになりました。このデータは、アドトラーザ®の長期的な有効性と安全性を示す重要なエビデンスとなっています。(leo-pharma.jp)

アトピー性皮膚炎治療における当院の取り組み

うじな家庭医療クリニックでは、患者様一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた最適な治療法をご提案しています。アドトラーザ®を含む最新の治療薬の導入により、より多くの患者様の症状改善を目指しています。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。最新の治療法と丁寧なサポートで、皆様の健康な肌を取り戻すお手伝いをいたします。(leo-pharma.jp)


※本記事は、レオ ファーマ株式会社の公式発表を参考に作成しています。(leo-pharma.jp)

出典: