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がん治療後の血圧は皆さんどうされていますか?
がん治療後の血圧や心臓検査はちょっとした知識が必要です。今回は、そこに関して情報提供を行います。
がん治療後の血圧目標は130/80mmHg以下、LDLコレステロール 100mg/dl以下、心臓に放射線治療の影響があるようであればLDLコレステロール70mg/dl以下となっています。
ドキソルビシン(赤い抗がん剤)の投与をしたことがある、胸部への放射線治療とハーセプチンの治療を子なった、喫煙歴、高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満症がある場合には毎年の心電図、治療後は6か月、1年、3年、5年と定期的な心臓超音波検査が必要とされています。
放射線治療歴があれば、定期的な心臓超音波検査、頸動脈エコーなどが推奨されています。
がん治療を行ったあとには、がん以外の合併症に気を付ける必要性が出てきます。
当院では必要な検査はすべて行えます。がんサバイバーシップ外来に通院していただき、がん治療後には健康的な生活を行えるように一緒に頑張りましょう。