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🧬 2025年版 肺がん検診ガイドラインが改定されました
2025年4月、国立がん研究センターは「肺がん検診ガイドライン」の最新版を発表しました。新たな指針では、喫煙指数600以上の50~74歳の方に対し、「低線量CT検査」を年1回受けることが強く推奨されています。
これは、従来の胸部X線検査よりも精度が高く、肺がんの早期発見・死亡リスクの低下につながると評価されたためです。
🚬 「喫煙指数」とは?
喫煙指数(ブリンクマン指数)は、長年の喫煙習慣によるリスクを数値で表す指標です。
喫煙指数 = 1日の喫煙本数 × 喫煙年数
例:
1日20本 × 30年 → 喫煙指数 600
1日30本 × 20年 → 喫煙指数 600
1日10本 × 40年 → 喫煙指数 400
新ガイドラインでは、喫煙指数600以上の方は肺がんの高リスク群と位置づけられています。
🫁 低線量CT検査の特徴とメリット
✅ 高精度な画像診断
肺の詳細な構造を捉えることで、早期の小さな病変も検出可能です。
✅ 身体への負担が少ない
通常のCT検査より放射線量が少なく、安心して検査を受けられます。
✅ 短時間で完了
検査は数分で終了し、痛みも不快感もありません。
🏥 当院のご案内:うじな家庭医療クリニック
うじな家庭医療クリニックでは、国のガイドラインに沿った肺がん検診(低線量CT)を実施しています。
検査費用:自費 9,900円(税込)
検査実施日:完全予約制
予約ページ:
👉 こちらからご予約可能です
📋 検査の流れ
事前予約(WEBまたはお電話)
喫煙歴や健康状態の確認
低線量CT撮影(所要時間:約5分)
結果の説明(後日または当日)
👤 こんな方におすすめです
50~74歳の方で長年喫煙されてきた方
喫煙指数600以上に該当する方
ご家族に肺がんのご経験がある方
健康診断でより精密な肺の検査を希望される方
📞 ご予約・お問い合わせ
肺がんは早期発見が生存率を大きく左右します。
今こそ、ご自身の健康と向き合う第一歩を踏み出しませんか?
うじな家庭医療クリニックでは、最新の検査体制を整えて、皆さまの受診をお待ちしております。
詳しくは国立がん研究センター中央病院のホームページも参照してください。