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花粉シーズンが落ち着いた「今」が、来年を変えるチャンスです
―― 宇品から始める舌下免疫療法と、広島でも受けられるアトピー最新注射治療 ――
こんにちは。広島市南区宇品のうじな家庭医療クリニックです。
今年もスギ花粉の季節がようやく落ち着いてきました。 「やっと鼻が楽になった…」とほっとされている方も多いのではないでしょうか。
でも少しだけ立ち止まってみてください。 この”ほっとひと息つけるタイミング”こそ、来年以降のアレルギー人生を変える最大のチャンスなのです。
今回は、当院で実施している以下の2つの治療について、宇品・広島市南区にお住まいの方に向けてわかりやすくご説明します。
- 🌿 スギ花粉症の根本治療「舌下免疫療法(シダキュア)」
- 💉 アトピー性皮膚炎を変える「最新の生物学的製剤(注射薬)」
🌿 Part 1|宇品・広島でスギ花粉症を根本から治す「舌下免疫療法」とは?
そもそも舌下免疫療法(シダキュア)ってどんな治療?
舌下免疫療法とは、スギ花粉のエキスを含む小さな錠剤を毎日舌の下に溶かして、体をアレルギー反応に慣れさせていく治療法です。 症状を一時的に抑える抗ヒスタミン薬などと違い、**アレルギーの体質そのものを変える”根本治療”**として注目されています。
治療の流れはとてもシンプル。 1日1回、小さな錠剤を舌の下に置き、1〜2分そのままにするだけ。 特別な通院頻度も少なく、忙しい方でも続けやすいのが大きな特徴です。
なぜ「今(花粉シーズン後)」が始めどきなのか?
舌下免疫療法には、重要なルールがあります。 スギ花粉が飛散している時期は、治療を開始できないのです。
花粉の飛散中は免疫が過敏になっているため、このタイミングで治療を始めることができません。そのため、飛散が落ち着く**例年5〜6月頃が「スタートの解禁時期」**となります。
「また来年もあんなに辛い思いをしたくない」 「毎年薬を飲み続けるのではなく、体質から変えたい」
そう感じている方は、まさに今がご相談のベストタイミングです。
2026年現在のシダキュア供給状況について
宇品・広島市内でも、ここ数年シダキュアの限定出荷(品薄) が続いており、ご希望いただいてもすぐに治療を開始できないケースが一部あります。
当院では患者さまにスムーズに治療を開始していただけるよう準備を進めておりますが、ご希望の方は早めのご相談をおすすめしています。 「どんな治療か聞いてみたい」という段階でも、ぜひ診察時にお気軽にお声がけください。
3年後の春を、アレルギー薬なしで迎えられるかもしれません
舌下免疫療法は、継続期間の目安は3〜5年です。 長く感じるかもしれませんが、続けることで多くの方が「薬なし、あるいは最小限の薬で春を過ごせる」状態を目指せます。
当院ではダニアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法(ミティキュア)も実施しています。 「鼻炎が年中続いている」という方もあわせてご相談ください。
💉 Part 2|広島のアトピー治療は「新時代」へ ―― 生物学的製剤という選択肢
「塗り薬だけでは限界」を感じていませんか?
花粉シーズン中、肌の状態が悪化した方も多かったと思います。 「ステロイドを使い続けているけれど、なかなか改善しない」 「痒くて夜眠れない日が続いている」 「顔の赤みがずっと気になっている」
そんな方にぜひ知っていただきたいのが、**生物学的製剤(注射薬)**です。
これは、アトピー性皮膚炎の炎症や痒みを引き起こす特定の物質だけをピンポイントでブロックする最新の治療薬。 従来の治療で十分な改善が得られなかった方でも、目に見える変化を実感できるケースが多いと報告されています。
広島・宇品でも受けられる。当院の生物学的製剤ラインナップ
| 薬剤名 | 特徴 | こんな方に特におすすめ |
|---|---|---|
デュピクセント | 痒みと皮疹の両方に強く効く”王道”の第一選択薬。生後6ヶ月から使用可能 | 全体的な症状を幅広くコントロールしたい方・お子様にも |
| アドトラーザ (トラロキヌマブ) | IL-13を選択的にブロック。結膜炎の副作用が比較的少ない | 顔の赤みが気になる方・目の副作用が心配な方 |
| イブグリース (レブリキズマブ) | 2024年登場の新薬。維持期には月1回投与も可能 | 通院回数を減らしたい忙しい方 |
| ミチーガ (ネモリズマブ) | 「痒み」の神経伝達をピンポイントで遮断 | 痒みが強くて夜眠れない方 |
当院では、患者さまの症状の強さ・生活スタイル・ご希望を丁寧にお聞きした上で、**一人ひとりに最適な薬剤を一緒に選んでいく「共同意思決定」**を大切にしています。
「注射薬は高い」と思っていませんか?高額療養費制度が使えます
生物学的製剤は確かに薬価が高い薬剤です。しかし、健康保険の高額療養費制度を利用することで、実際の自己負担額は多くの方が想像するよりも抑えられるケースがほとんどです。
さらにお勤め先の健保によっては付加給付金制度が適用される場合もあります。 費用面のご不安は、診察時に遠慮なくご相談ください。個別の目安を一緒に確認します。
💬 よくあるご質問
Q. 花粉症とアトピーを同時に相談できますか? はい、もちろんです。当院は内科・小児科をはじめ幅広い診療に対応しており、アレルギー疾患も同日にまとめてご相談いただけます。「花粉症も・アトピーも・年中鼻炎も」という方は、ぜひ一度まとめてご相談ください。
Q. 子どもでも舌下免疫療法や生物学的製剤を受けられますか? 舌下免疫療法(シダキュア)は5歳以上から、デュピクセントは生後6ヶ月以上から保険適用で使用できます。お子様のアレルギー症状でお悩みの親御さんもお気軽にご相談ください。
Q. 初診でも相談できますか? はい。「ブログを見て気になった」という方も大歓迎です。初診の方もWEB予約・LINE予約からスムーズにご予約いただけます。
🏥 広島市南区宇品のかかりつけ医として
うじな家庭医療クリニックは、宇品・広島市南区の地域の皆さまの「困った」に、幅広くお応えするかかりつけ医です。 アレルギー治療だけでなく、内科・小児科・外科・整形外科・がん相談・訪問診療まで、「どこに行けばいいかわからない」ときこそ、まず当院にご相談ください。
私たちが目指すのは、症状を抑えるだけでなく、**「アレルギーのことを考えずに過ごせる時間を、一日でも多く増やすこと」**です。
📋 ご予約・お問い合わせ
花粉シーズンが落ち着いたこの時期に、ぜひご自身のアレルギーケアを見直してみませんか?
気になる治療がありましたら、診察時に「ブログを見た」とお声がけいただくか、下記よりお気軽にご予約ください。
🌐 WEB予約はこちら 📱 LINE予約はこちら
📍 うじな家庭医療クリニック 広島市南区宇品東6丁目2番47号 宇品海線「宇品4丁目駅」より徒歩7分
本コラムは一般的な情報提供を目的としています。治療の適応・費用・開始時期については、診察にて個別にご確認ください。