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▼広島市でリンゴ病(伝染性紅斑)が増えています!
現在、広島市を中心に「リンゴ病(伝染性紅斑)」の患者が増加しています。一般的に子どもがかかる病気とされていますが、大人や妊婦が感染すると重い症状や合併症を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
▼リンゴ病とは?(基本情報)
リンゴ病は「ヒトパルボウイルスB19」によって引き起こされる感染症で、飛沫や接触によって感染します。
子どもでは頬がリンゴのように赤くなる発疹が特徴ですが、大人や妊婦では症状が異なることが多く、風邪やインフルエンザと誤診されることもあります。
▼【大人が感染した場合】リンゴ病の症状
強い関節痛や関節炎(手指・肘・膝など)
発熱や倦怠感
紅斑(体幹・腕・脚に広がることも)
筋肉痛、頭痛
仕事や日常生活に支障が出ることもあるため、早期の診断・治療が大切です。
▼【妊婦の方へ】リンゴ病感染のリスク
妊娠中(特に妊娠初期〜中期)に感染すると、胎児に影響を及ぼすことがあります。
胎児貧血
胎児水腫
流産のリスク(5〜10%程度)
流行中は人混みを避け、感染予防の徹底をお願いします。
🔶早期発見・対策のご相談は【うじな家庭医療クリニック】へ
📍うじな家庭医療クリニック(広島市南区宇品西)
地域のかかりつけ医として、感染症・妊婦さんの健康管理・内科診療に幅広く対応しています。
所在地:〒734-0014 広島県広島市南区宇品東6丁目2-47
診療科目:内科・小児科・家庭医療・訪問診療
診療時間:
平日・土曜:9:00~12:30 / 13:30~17:30
日祝:休診
TEL:082-256-4500
✅ 感染症のご相談は、WEB予約・電話での事前連絡をお願いいたします。
✅ 妊婦さんは、必要に応じて産婦人科との連携も可能です。
▼今できるリンゴ病対策(広島市での感染予防)
✅ うがい・手洗い・アルコール消毒の徹底
✅ マスク着用・人混みを避ける
✅ 体調不良時は早めに受診する
✅ 妊婦さんや持病のある方は特に注意
▼まとめ|リンゴ病の流行中は早めの対応が大切です
広島市南区宇品周辺でもリンゴ病の感染報告が増えています。
大人や妊婦が感染した場合は重い症状を引き起こす可能性がありますので、気になる症状があれば「うじな家庭医療クリニック」までご相談ください。