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【広島市南区のうじな家庭医療クリニックが解説】5月から始める熱中症・脱水症状の初期対策

こんにちは、うじな家庭医療クリニックです。

5月に入り、日差しが強くなり気温も上昇しています。
「まだ夏じゃないから大丈夫」と油断していませんか?
実はこの時期から、熱中症や軽度の脱水症状が増え始めます。

今回は、熱中症を予防するための初期対策について、当院の視点から分かりやすくご紹介します。


【目次】

  1. 5月から増える熱中症のリスク

  2. 脱水症状のサインとチェックポイント

  3. いますぐできる!熱中症の初期対策5つ

  4. 小さなお子さん・高齢者の注意点

  5. うじな家庭医療クリニックでの対応


1. 5月から増える熱中症のリスク

はい、本当です。特に5月の暑い日(25℃以上)や、湿度が高い日に体がまだ暑さに慣れていないと、軽い熱中症になりやすくなります。

  • ゴールデンウィーク明けから要注意

  • 夜間でも脱水になることがある

  • 子どもや高齢者は自覚症状が出にくい


2. 脱水症状のサインとチェックポイント

以下のような症状があるときは、軽度の脱水症状が疑われます。

  • 頭が重い・ぼーっとする

  • めまい・立ちくらみ

  • 尿の色が濃い・回数が少ない

  • 筋肉のけいれんや手足のしびれ


3. いますぐできる!熱中症の初期対策5つ

  1. 朝のうちに水分をしっかり摂る
    起床後すぐにコップ一杯の水がおすすめです。

  2. 室内でもこまめに水分補給
    のどが渇いていなくても、1時間に1回は水分補給を。

  3. 帽子・日傘で直射日光を避ける
    頭部の熱が上がるのを防ぎます。

  4. 通気性の良い服装を選ぶ
    吸湿速乾の素材がおすすめです。

  5. 暑さ指数(WBGT)をチェックする
    スマホアプリや気象庁サイトで確認できます。


4. 小さなお子さん・高齢者の注意点

  • 乳幼児体温調整が未熟なため、短時間でも屋外は注意

  • 高齢者のどの渇きに気づきにくく、脱水になりやすい

特に日中に外出する際は、保冷剤や携帯水筒を持ち歩きましょう。


5. うじな家庭医療クリニックでの対応

当院では、軽度の熱中症や脱水症状の診察、点滴処置にも対応しています。
「なんとなく調子が悪い」「頭がふらふらする」など、初期症状でもお気軽にご相談ください。


📍うじな家庭医療クリニック(内科・小児科・外科・腫瘍内科)
〒734-0003 広島市南区宇品東6丁目2番47号
🚗 駐車場あり(計10台)|🕘 月〜土 9:00〜12:30/13:30〜17:30
📞 ご予約・お問い合わせ:082-256-4500