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帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、体の左右どちらかにピリピリとした痛みと水ぶくれを伴う発疹が現れる病気です。実はこの病気、高齢者だけでなく、働き盛りの世代やストレスの多い方にも増えていることをご存じですか?
今回は、帯状疱疹の基本情報から、後遺症やまれな合併症(筋萎縮など)についても解説します。
🦠 帯状疱疹の原因は「水ぼうそうのウイルス」
帯状疱疹の原因は、子どものころにかかった「水ぼうそうのウイルス(VZV)」です。治った後もウイルスは体内の神経に潜伏していて、免疫力が落ちたときに再活性化し、帯状疱疹として現れます。
🧩 主な症状
皮膚の片側にできる赤い発疹と水ぶくれ
ピリピリ、ズキズキする神経の痛み
微熱や倦怠感
症状が強いと眠れないほどの痛みになることも
🧠 帯状疱疹の合併症・後遺症に注意!
✅ 帯状疱疹後神経痛(PHN)
もっとも多い後遺症です。発疹が治っても痛みが3ヶ月以上残ることがあります。高齢者ほど発症リスクが高く、生活の質を大きく下げてしまうこともあります。
✅ 顔面神経麻痺・難聴
顔面にできる帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群)では、顔の動きが悪くなる、耳鳴り・めまいが起こることがあります。
✅ 筋力低下・筋萎縮(ゾステル麻痺)
まれに、神経の障害により手足や腹部の筋肉が動かしづらくなることがあります。
腹部の帯状疱疹では、腹直筋や外腹斜筋が萎縮することも。
片側だけお腹が凹んで見えたり、姿勢に違和感が出ることがあります。
筋電図検査などで神経障害を調べることができます。
💉 帯状疱疹は予防できます!
近年は50歳以上の方に対してワクチン接種が推奨されています。
シングリックス(不活化ワクチン)
高い予防効果(90%以上)
持続効果も長く、安全性も高い
当院でも帯状疱疹ワクチンの接種を行っております(予約制)ので、お気軽にご相談ください。
🏥 地域の皆さまへ|広島市で帯状疱疹の診療・予防ならうじな家庭医療クリニック
帯状疱疹は早期の治療と予防が大切です。発疹や神経の痛み、筋力の違和感などがある場合は、迷わず医師にご相談ください。
当院では、
帯状疱疹の診断・治療
帯状疱疹後神経痛のケア
筋力低下や神経障害のチェック
帯状疱疹ワクチンの接種
など、総合的な診療体制でサポートしています。
📞お気軽にお電話またはWEB予約をご利用ください。
🔍 よくある質問(FAQ)
Q:帯状疱疹になったら仕事は休むべき?
A:発疹が広がる前は他人への感染リスクがあります。安静と医師の指示に従いましょう。
Q:筋肉が落ちたような感じがするのは帯状疱疹のせい?
A:まれに運動神経にウイルスが影響し、筋萎縮や麻痺が起こることがあります。専門の診察を受けることが重要です。
📝 まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
帯状疱疹とは? | 水ぼうそうウイルスが再活性化して起こる |
合併症 | 神経痛・筋萎縮・顔面麻痺なども |
予防方法 | ワクチン接種が有効 |
相談先 | 神経・皮膚・ワクチンに対応できるクリニックが安心 |
📢 ご相談・ご予約はこちらから
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