医療コラム
- HOME
- 医療コラム

COLUMN医療コラム
はじめに
日本ではGLP‑1受容体作動薬(オゼンピック®、ウゴービ®など)が「美容医療」や「ダイエット薬」として語られることが多く、マイナスイメージを持たれる方も少なくありません。しかし、海外では糖尿病以外にも、腎臓・肝臓・心血管・睡眠時無呼吸など、幅広い疾患への有効性が科学的に認められ、承認が進んでいます。
海外で承認されている最新事例(2025年現在)
カナダ:オゼンピック®(セマグルチド)が慢性腎臓病の進行抑制や心血管死リスク低下で承認。Verywell Health+13U.S. Food and Drug Administration+13BioMed Central+13
アメリカ(FDA):
ウゴービ®(セマグルチド)が、非肝硬変性MASH(代謝性脂肪肝炎)に対して承認。pulmonologyadvisor.comPMC
初の睡眠時無呼吸(OSA)治療薬として、ティルゼパチド(Zepbound®)が中等度〜重度のOSAおよび肥満を伴う成人に対し承認(2024年12月)。リリー投資家情報+15U.S. Food and Drug Administration+15aasm.org+15
研究レビュー:複数のRCT・メタ分析により、GLP‑1製剤(特にティルゼパチド)がAHI(無呼吸低呼吸指数)の大幅な改善、体重減少、血圧低下などに効果ありと報告。PMC+4PMC+4BioMed Central+4
OSA(睡眠時無呼吸)への効果とは?
AZ approvalsでは、ティルゼパチドが52週間で無呼吸イベントを平均25〜29回/時削減し、OSAの症状を大幅に改善。Sleep Foundation+12aasm.org+12People.com+12
研究報告では、AHI改善だけでなく体重減少やシステリック血圧の改善も確認されており、GLP‑1製剤は内科的な多方向治療を可能にします。People.com+8PMC+8BioMed Central+8
利点:CPAP装置が苦手な方にも、有力な代替治療オプションとして期待されています。TIMESleep Foundation
だから、美容クリニックやオンラインではなく「当院」での投与が望ましい理由
医学的視野と安全管理の徹底
症状だけでなく、生活習慣・合併症(腎障害・肝疾患・心疾患・妊娠可否など)、服薬歴・リスク(例えば甲状腺がんなど)を総合的に評価。
合併するOSAへの対応や、安全かつ効果的な投与プランを個別に設計できます。
総合的な全身管理
GLP-1製剤の投与を通じて、心血管リスク・肝腎機能・体重・血糖・睡眠の質を統合的にケア可能。
美容目的に偏るオンラインクリニックとは異なり、健康全体にフォーカスした医療を提供します。
継続的フォローと多職種連携
投与後も定期的な通院・カウンセリングを通して、副作用の早期対応や体重・症状の経過観察が可能。
必要に応じ、睡眠専門医・呼吸器科・栄養士などとも連携してサポート。
当院「院長外来」の強み
エビデンスに基づく安心の投与プラン:各種国際承認・臨床研究・投与ガイドラインをもとに、安全性第一で提案。
OSA・生活習慣病・がんサバイバー外来の複合支援:GLP-1による体調管理に加え、睡眠管理や生活指導まで包括的に支援。
カスタムプラン:GLP-1製剤の種類・用量は一人ひとりに最適化。必要な検査やフォローアップを包括的に設計。
ご予約方法
GLP-1製剤を「健康のために、安全に使いたい方」は、ぜひ 院長外来を指名してご予約ください。
ご予約は 当院公式サイト またはお電話にて承っております。