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糖尿病の方は「コレステロール」も要注意?最新の研究から分かったスタチンの大切さ

こんにちは、うじな家庭医療クリニックです。

今回は、糖尿病(2型糖尿病)治療をされている方にぜひ知っておいていただきたい、最新の医学研究(2025年12月発表)のトピックをお届けします。

「まだリスクが低いから大丈夫」は本当?

糖尿病の治療で大切なのは血糖値のコントロールですが、実はそれと同じくらい重要なのが**「血管を守ること」**です。

これまで、心筋梗塞や脳卒中のリスクが比較的低い(10年以内の発症予測が10%未満)とされる糖尿病患者さんに対して、コレステロールを下げる薬(スタチン)をすぐに始めるべきかどうかは、専門家の間でも意見が分かれることがありました。

最新の研究で分かったこと

世界的に権威のある医学誌『Annals of Internal Medicine』に掲載された最新の研究では、イギリスの膨大なデータを分析した結果、驚きの事実が報告されました。

  • リスクが低い人でもメリットがある: 心血管疾患のリスクが低いと判断される糖尿病患者さんであっても、スタチン(コレステロールを下げる薬)の内服を開始することで、心筋梗塞や脳卒中、さらには死亡率そのものを下げる効果があることが示されました。

  • 基準となる数値: 特に悪玉コレステロール(LDL)が 101 mg/dL 以上 の場合、薬による恩恵がよりはっきりと現れる可能性が示唆されています。

当院からのアドバイス

「血糖値は落ち着いているから」「まだ血管の数値は悪くないから」と思っていても、糖尿病があるというだけで、血管には目に見えない負担がかかり続けています。

今回の研究結果は、「たとえ現時点でのリスクが低く見えても、早めにコレステロールの管理を始めることが、将来の大きな病気を防ぐ近道になる」ということを教えてくれています。

当院では、患者さん一人ひとりの検査数値だけでなく、将来の健康を見据えた最適な治療方針を一緒に考えてまいります。

「自分のコレステロール値、このままで大丈夫かな?」と少しでも気になった方は、ぜひ診察の際にお気軽にご相談ください。